高品位日本芝 スクラム(SCRUM)
「スクラム」は海水化学が20年間の研究の結果独自開発した
「高度な常緑性」を持つ純系の国産芝品種です。
研究開発企業の開発したオリジナル品種
海水化学工業は、QOLを事業目的とした、環境・バイオ技術によるものづくり研究開発企業です。
スクラムは、当社中関ゴルフ倶楽部コース(瀬戸内海そば)での耐塩性、選抜系を出発材料として、当社独自の高度なバイオテクノロジーを駆使し、約20年間の研究、確認の末、作出されたコウライ芝新品種です。
品種登録は勿論、コウライ芝では唯一の日・米・豪一般特許(植物特許より取得が難しいとされている高度な特許)に登録もされた、高品位の新品種で、すでに多くの実績を持った、既存種の中で常緑性の最も高いコウライ芝品種です。既存種では、最も常緑性が高く、鮮やかな濃緑で、秋の紅葉もなく、春の芽立ちも早く、しっかりとしたクッションのターフを作ります。
芝面は緻密かつ滑らかで、シンボルスペースの演出に適した、「美しさ」をキーワードとした「特別な芝」です。
設計名称:人為変異種交配型高常緑性日本芝【短節高常緑性変異改良中葉ゾイシア】
品種登録番号:第13647号
独自開発天然芝【スクラム】の活用演出シーン
独自開発天然芝【スクラム】は、明るく美しい緑で、人々の生活・人生のワンシーンにおけるシンボリック・メモリアルな場所の演出、思い出の校庭の緑化、グラウンド、都市型防災公園などに適した芝生です。
スクラム芝の「特徴」とデータ
スクラムの特性
註:ターフの特性は、気象条件、ロケーション、土壌改良、メンテナンスレベル、経年履歴等に左右されるため、できる限り多くの観察、情報を統合して判断する必要があります。従って、同一条件比較データのあるものは、その結果を重視しました。
美観、衝撃吸収に関しては、主として代理店会(2月1日、21人参加)の投票評価結果、生産者、設計者(数人)の意見を基にスコアリングしたものです。従って、各々の主観を含んでいることをご了解ください。
チャート図中の写真は、2018年11月19日の当社圃場における各品種の写真です。
1、高度な常緑性
スクラムは、既存のコウライ芝系の中で、最高レベルの常緑性を示し、紅葉化もしません。
※低温光合成活性と、葉部アントシアニン不蓄積
試験データ
下図のとおり、光合成収率がおよそ0.3近辺が、人が目視で緑色を確認できる境目だといえます。
選定候補系統の特性データ【第4次選抜(第2次露地選抜)対象】についてスクラム最終選抜時の各比較品種との光合成収率の一覧です。
スクラムは、光合成収率0.44と、比較品種を大きく上回りました。スクラムの高い「常緑性」を裏付ける低温(2月)での光合成活性データです。
2、緻密で鮮やかな緑
スクラムは、葉部にアントシアニン色素を蓄積しない特徴を有します。このため、緑色が黒ずむことなく、鮮やかな緑色を呈し、紅葉による葉色の乱れもありません。
また、ほふく茎の節間長も短く、分枝も多いことから、その名の通りラグビーのスクラムを組むように葉が生育し、緻密なターフを形成します。目をつぶって歩いても、誰にでもわかるくらいの緩衝力(クッション性)があります。
天然芝スクラムは地面をしっかり覆います
ほふく茎の比較
スクラムはコウライ芝、ノシバに比べ、節間が短く、側枝が多く、被覆に優れます。
※左よりスクラム芝/コウライ芝/ノシバ
3、刈り込み頻度が少なく省管理
施肥調整にもよりますが、同一管理だと、コウライ芝の1/3程度の刈込頻度となります。
しかも、ほふく生長率は、鳥取コウライ芝並みで、ターフも緻密で高い緩衝力があります。
4、踏まれても強い
矮性品種であるにもかかわらず、高い踏圧耐性も持っています。5、寝そべっても心地よい、柔らかな芝感覚
コウライ芝より、柔らかな芝感覚(座ってもチクチクしません)です。
独自開発天然芝【スクラム】の設計について
海水化学工業は、QOLを事業目的とした、環境・バイオ技術によるものづくり研究開発企業です。
天然芝スクラムを使ったシンボリックな緑化、外断熱機能を持つ超軽量屋上緑化基盤との組み合わせ、保水性除熱ボードシステムなど、案件の目的に合わせたご提案をすることができます。まずはお気軽にご相談ください。
独自開発天然芝【スクラム】について
研究開発企業の開発したオリジナル品種
海水化学工業は、QOLを事業目的とした、環境・バイオ技術によるものづくり研究開発企業です。
スクラムは、当社中関ゴルフ倶楽部コース(瀬戸内海そば)での耐塩性、選抜系を出発材料として、当社独自の高度なバイオテクノロジーを駆使し、約20年間の研究、確認の末、作出されたコウライ芝新品種です。品種登録は勿論、コウライ芝では唯一の日・米・豪一般特許(植物特許より取得が難しいとされている高度な特許)に登録もされた、高品位の新品種で、すでに多くの実績を持った、既存種の中で常緑性の最も高いコウライ芝品種です。
天然芝スクラムの特性(その他参考資料)
■独自開発天然芝【スクラム】の冬季における美しさ
【下写真】試験圃場におけるスクラム芝の状態(撮影日2019年1月5日)
※2018年6月22日に山口県防府市の当社試験圃場にて植込み
※植込み後、一度も刈り込みなし(ティフトン除く)
研究資料
■スクラムの生長性
スクラムは、1年余りで被覆面積が100倍になる程の生長性を有しています。下記写真は、平成15年8月に植付けた10㎡の種芝が1年後に1,000㎡のターフにまで生長した様子を示しています。
■芝の上での活動にも強い【スクラム】
弊社の従来型天然芝コウライ芝と擦り切れ比較テストを行いました。ゴルフ場にて一定期間使用された芝の状況の比較です。
試験データ
試験データ
■年間管理イメージ
※スクラムは植え込み後より特有の性能を発揮します。
また、スクラムは生き物であるため、適切な土壌と管理が必要です。
年間気象、地方気象、土性、使用・管理状態などにより変わりますので、土壌改良、管理方法についてはお気軽にお問い合わせください。
独自開発天然芝【スクラム】の設計について
海水化学工業は、QOLを事業目的とした、環境・バイオ技術によるものづくり研究開発企業です。天然芝スクラムを使ったシンボリックな緑化、外断熱機能を持つ超軽量屋上緑化基盤との組み合わせ、保水性除熱ボードシステムなど、案件の目的に合わせたご提案をすることができます。まずはお気軽にご相談ください。