ESGreen-NEO
独特構造の断熱植栽ボード(スキン層付き発泡ポリスチレン成型ボード)を利用した、外断熱の屋上緑化システムです。
KaiSui屋上外断熱+緑化パネル
『平成22年度やまぐちエコ市場プロジェクト調査費補助金事業成果品
(山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課)』
『山口県産省エネ・グリーン化製品 登録製品』
『特許』特許第619093「外断熱緑化部材」
今までにない、芝本来のしたたかに生き抜く力を活用し、省管理性を実現!
他の緑化にない外断熱効果と芝緑化除熱効果で通年省エネ効果大!
見る緑化から使える緑化へ(資産価値向上)!(ウォーカブル緑化)
特殊構造で軽量化を実現、さらに安価に!
特徴
匍匐型(クリーピングタイプ)芝スクラムの生理反応を突き詰めた設計とプロトタイプ実証実験による試作・修正・洗練
安価・軽量
○植栽基盤湿潤時重量約48㎏/㎡(業界最軽量レベル)。
省管理
○特殊な基盤構造(芝の馴化※・均整化現象即ち矮化して、ストレス耐性をつける現象を利用)で大幅なメンテナンス軽減を実現。
《当社製品比30%軽減》
軽歩行強度(座って、歩いて、遊べる)
○ESGボードに使用しているビーズ法ポリスチレンフォーム(JISA9511)は河川の大規模堤防の盛土として使用したい建築物・外構のかさ上げ材として使用されており、材料の軽量性・圧縮性・耐水性および加工性に優れています。(自己消火性グレード)
○圧縮強さは23N/?(23kgf/?)(10%歪み)[30倍発砲・スキン層付]。—–575kgf/25?。
防水層寿命の大幅延長
○防水層の劣化進行を半永久的に抑止(劣化要因の解消)。
高い省エネ効果・居住性向上
○芝緑化による大きい「除熱」/省エネ効果を除いても、「断熱」による省エネ効果だけでも、次世代省エネ基準(屋根又は天井/Ⅳ地域)をクリアーする高い温熱環境改善効果。
(熱貫流抵抗R=約2.5/湿潤時)
○芝面は、踏圧・擦り切れへの抵抗性が比較的大きいスクラムと、耐圧性が高い(約500kgf/25?)30倍発砲EPSのESGボードを使っていますので、安心して芝面の歩行利用ができます。
特殊構造(嵌合方法、耐根スキン層)による高い耐根性能
○ESGボードの嵌合構造は、草本類の根の重力屈性理論(「防根断熱パネル」実案登録)と実証試験により裏付けされた、確かな防根性能を発揮し、防水層を保護します。
※草本類植物は根が重力を感じ取り、下方?水平方向には根を伸ばしますが、上方(反重力方向)には伸長しない性質を持っています。これを、植物の根の重力屈性と言います。この原理をうまく使うことで、防根性能を高めることができます。
○植物根に接する面に耐根被膜(スキン層)を設けることで、ESGボード(発泡体)への根の喰い込みを防止します。
※馴化・・・生物の気象変化季節変化、持続的圧縮などの際に新しい環境ストレスに対応するのに数日から数か月間を経て、ストレス対応体系や、矮化(節間や葉などが縮小化しストレスに対応)する適応能力のことで、ESGreen-NEOでは、様々な形状の研究の末、他の方法では難しい、画期的とも言える、メンテナンスの大巾削減(刈込み回数低下や、耐病性向上など)と長期安定生育を実現することに成功し、実証確認済み。
(基盤土壌層の薄いところで、芝にストレスをかけ、深いところで生育の保証をし、匍匐茎でつながっていることで、全体としての健全さを確保しつつ、矮化誘導する)
【特許:日本特許第6119093号、実用新案登録済】
システム構成
標準断面図
標準仕様
ほふく型芝の場合、活着連結後は端部固定のみで充分 |
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(但し、端部仕切り等により、ESGボード露出面を完全被覆する必要があります。) |
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(但し、芝緑化による「除熱」省エネ効果を含めてはいない) |
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施工手順
技術特長
茎の伸長抑制効果
<考察>
従来工法の均厚土壌区に比べ、葉の伸びは半分程度に抑えられており、成長点高さも低く、メンテナンスは1/3程度まで軽減できる。 |
耐根性評価
<考察> ESGreen-NEO では強固な耐久性被膜により、ササ、タケ類等の強根性草本類を除いた一般的な草本類の根についての耐根性は評価できると考えられる。 (但し、スクラムの成長、美しい芝面を維持するには雑草は早目早目に取り除くことが望ましい。) |
専用土壌「ESGソイル」
「ESGソイル」は難分解性の杉・桧樹皮発酵処理材と保水性火山砂礫を主成分としています。
<杉・桧樹皮発酵処理材>
杉・桧樹皮発酵処理材は難分解性であるため、徐々に徐々に分解しつつ、植物の生存に必要な最低限の養分と腐植を放出し、長期にわたり芝の健全性をサポートします。(難分解性ではありますが、有機分であることから、徐々に分解は進み、ある程度の減容はしますので、年間5㎜厚程度の目土をしつつ管理してください。人工軽量土壌中の有機質の分解・減容を補填するだけでなく、根茎の再生(発生・伸長)や、サッチ(枯葉等)の分解など、永年の芝面品質維持の為、目砂は大切な役割を果たします。)
<保水性火山砂礫>
保水性火山砂礫は適度な保水・透水性、通気性を与えると共に、弱い殺菌性を有し病害を抑制し踏圧に対する抵抗性を与えています。
(防水層上の排水構造及び蒸発空間部により、防水層の排水は良好且つ、常時湿潤を防ぎ防水層の水潤劣化も防止し、防水層への常時静水圧もかからない) (防水層劣化要因の殆どを封殺、光、高熱、土壌内化学成分、昼夜熱伸縮、凍結融解、物理的外力、水膨潤根茎による損傷への対応) |
排水性能
「屋上外断熱緑化システム」の熱的特性と代表的な用途例
外断熱システムが省エネ効果、Co2削減を実現。芝が潜熱冷却効果により、熱線による高温化を防止し、高い省エネ効果が期待できます。。
・・・断熱と除熱(芝緑化)のハイブリッド効果で地球温暖化に貢献できる!? 昼夜温度差が少なく、防水層、躯体の長寿命化にも有効。
・「ESGreen-NEO改」は最高水準の省エネ性能を発揮するウォーカブル屋上緑化パネルシステム。
・高地価、人口密集の都市部の省エネ・ウォーカブル緑化による屋上資産価値活用・防水層・躯体寿命大巾延長に。
・夏の冷房期には、輻射熱(太陽光)で屋根表面は高温化し、大気加熱(熱伝導、対流)、照り返し(熱放射)を生じ、室内には、伝熱移動、熱ごもり(蓄熱)、ムレ(蓄熱・放熱)を生じ、居住性の悪化、ヒートアイランドの助長を起こします。「ESGreen-NEO改」は、都市部のヒートアイランド対策に非常に有効な方法の一つです。
・中低層セメント系建築(RC,PC,ALC)では、躯体の蓄熱が起こりやすく、外断熱・除熱緑化は、省エネ、居住性改善、屋根面の有効化に効果的です。
仕様:保護コンクリート 製品:KAISUI外断熱緑化(ESGreen-NEO) 断熱材30mm |
設計仕様
当屋上外断熱緑化システムは湿潤時でも重量が50kg以下と既存建物へも対応可能なように軽量化を実現しています。耐風性・耐荷重・耐根性全てに高い性能を持っています。 |
ESGrenn-NEO標準断面図
次世代省エネルギー基準を越える断熱性能を誇る屋上緑化システムです。
特殊成型断熱ボード(特許)を使用しています。
縦引ドレイン廻り詳細図
縦引ドレイン(押えコン)廻り詳細図
④横引ドレイン廻り詳細図
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